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塗料の樹脂別耐久性について【以外に違う?樹脂の種類】

塗料は樹脂の種類によって耐久性が変わる

塗装のポイントは塗料選びがとても大事!
ただ、塗料によっても耐久性があるのはご存知でしょうか?

予算や今後の塗り替えの計画を立て、計画にあった塗料選びはもちろんのこと、耐久性についても知っておくと良いと思いますので、今回ご紹介していきますね。

樹脂はアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素の4つがあり、そしてこの順に耐久性が高くなります。

ではひとつずつ、確認していきましょう。

どんな種類の塗料を選べばいいの?

まずはアクリルについてです。

アクリル塗料とは、塗料の主成分がアクリル系の合成樹脂の塗料のことです。もちろんアクリル樹脂は、外壁の塗料だけではありません。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、プラスチックやボールペン、コップ、照明器具や看板などなど、、わたしたちの生活の身近なものに使われています。

以前は住宅の屋根や外壁塗装としても、よく使われていた塗料ですが、最近はより性能の高い塗料が登場したために使われることが少なくなってきています。

また、アクリル塗料の耐久性はだいたい3〜5年前後になるといわれています。

住宅用に使われるアクリル塗料は、油性と水性の大きく2種類に分けられており、塗料を使用する部位や、環境により使い分けされます。

アクリル塗料は安価であり、扱いやすさやもメリットですが、外壁塗装は10年に一度といわれていますが、そこまで持たないアクリル塗料は早めの塗り替えになるでしょう。

塗り替えの回数が増えるということは、その分、時間や手間がかかるので計画的であることが必要です。

もちろん、アクリル塗料の良いところもあります。アクリル塗料はツヤと発色の良さが特徴です。

そして、カラーバリエーションも豊富なため、好みの色が見つかりやすくなっています。

また、透湿性があり、塗り替えに向くので、軒天井などの、湿気がこもりやすい場所への塗装によく使用されています。

耐久性が低いという特性を考慮して、頻繁に塗り替えないといけないというのではなく、頻繁に塗り替えたい場所に使用するという方法もおすすめです。

また、施工がDIYに適しているほど簡単なので失敗が少ないのも特徴です。

続いて、ウレタン塗料。
外壁塗装に一般的だったのは、ひと昔前までになります。
とはいっても、消滅したのではなく、ウレタン塗料の耐久性は5〜7年前後といわれているため、耐久性は低めなものの、一定の耐久性をもっています。価格の重視や長く住む予定はないのでウレタン塗装にしたり、雨樋などの付帯部分だけ、安価な塗装にして全体の塗装費用を下げるという使い方がおすすめです。

そして、3つ目はシリコン塗料です。
シリコン塗料はズバリいま一番人気の塗料です。
その人気の秘密は、コストパフォーマンスです。
シリコン塗料製品のほとんどが、一定の耐久性がありながら、かかるコストは手に取りやすい中程度となっているため、性能と価格のバランスがとても良いと人気です。

シリコン塗料の耐久性は7〜10年前後で耐候性、耐熱性、耐水性、透湿性、防汚性ともに優れているので、まさに外壁や屋根に適している塗料といえるでしょう。

では、最後にフッ素塗料です。

フッ素塗料とは、蛍石(ほたるいし)を原料としたフッ素樹脂を配合している塗料のことをいいます。

高価な塗料のフッ素塗料ですが、優れた耐久性や耐候性を持っているため、一般住宅だけではなく大型建造物での塗装にも使われています。

東京スカイツリーも、このフッ素塗料が使用されています。また、一般住宅では、紫外線による劣化が激しい屋根を中心に、外壁やシャッターなどに使われることが多くなっており、耐久性に優れているため、塗り替えの頻度を少なくすることが可能です。

耐摩耗性も優れていて、光沢が長持ちしやすく
雨水や温度変化にも強いです。
また、耐熱性もあるので、屋根や外壁に塗装することで紫外線や外気などの熱から住宅を守ってくれる効果が期待できるのです。

しかし、塗膜が硬い性質のためひび割れを起こしやすくなってしまうのがデメリットかといえるでしょう。

どの塗料メーカーも同じ?

外壁塗装を考えていると、どの塗料メーカーを選べば良いの?という疑問があると思います。

塗料メーカーによって、色や性能が多少違う場合がありますので、大量の塗料を必要とする際は、同一メーカーからの購入が確実です。ひまわりペイントでは、長年のノウハウからそういった塗料メーカーについてのご相談も承っております。お客様にとって一番良い塗料探しをお手伝いさせていただきますので、是非一度、お気軽にご来店、ご相談下さいませ。

塗装には下地処理が重要

また、塗料による耐久性だけでなく
良い塗装工事の基準としてもっとも重要な事の一つに『下地処理がしっかりしているか』という事があげられます。下地処理とは上塗りとなる塗料がしっかりと壁面に付着するように
塗装する下地面の汚れを落とし、劣化部分に処理を施して平滑に整えることです。

これらの作業をきちんと行なっているかで、耐久性も前後してしまうもの。

塗料選び、メーカー選びも大切ですが、工事を頼むプロ選びも大変重要です。色々検索されてこのサイトに来ていただいてると思いますので、仕上がりや費用、日程についてご相談いただけたらと思います。(初めての方も、気軽にご相談くださいね♪)

まずは、専用フォームから
お問い合わせください。

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