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室内の塗装ってどんなものがあるの?【実は色々種類があるんです!】

皆様こんにちは!代表の佐久間です!

 

最近は少しづつ寒く始めましたが皆様はどうお過ごしでしょうか?

朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたのでお体ご自愛下さいね!

 

さて先日、我が家の次男が小学校に入学するにあたり、家に勉強机を置く為にプチリフォーム

を行いました。

最近ではDIYが流行っているので私も自分で壁を抜いたり床を貼ったりと楽しく作業させて

頂きました(笑)

その時に最終的な作業として壁の塗装をしたのですが、よく考えてみると私はペンキ屋なので

何も考えずに塗れますが、一般の方はどんなものを塗っていいのかわからないのではと思い、

今回は内装の塗装について書いてみたいと思います。

 

まずは内装塗装の塗料の種類とはどんなものがあるのでしょうか?

 

AEP(アクリルエマルションペイント)

 

これは内装塗装を行う際に一番よく使われる材料です。

EエマルションPペイントとは樹脂や油を溶剤に乳化させた水性エマルション塗料や

溶剤系エマルション塗料の事を指しますが、今は水性アクリルエマルションペイント

の事を略してEPと呼んでいます。

AEPは色付けが簡単で、健康に悪影響を及ぼす添加物が少なく、臭いもあまりせず

防汚性が高いものも多いです。

しかしながら耐水性や耐アルカリ性には少し劣りますので内装によく使われます。

ちなみに仕上がりは艶がほぼなく自然な仕上がりになります。

 

一番一般的なものでは日本ペイントのケンエースがありますが、汚れの落としやすさ

から言うとニッペHiビ二フレッシュセラなどもお薦めです。

こちらの商品は汚れが浸透しにくい事や、抗菌性やヤニ止めの効果などの機能も

あるので中々良いと思います。

 

自然塗料

 

自然塗料・自然系植物性塗料は、珪藻土、植物、鉱物などといった天然の原料

からなる塗料です。

化学物質不使用なので安心です。

吸湿・消臭などの効果が期待できるものもあるので赤ちゃんやペットがいるお家

に最適と言えるでしょう。

しかし日本では自然塗料とよぶ明確な基準はありません。海外では自然塗料と呼ぶ

には明確な基準がある為、海外基準で考えるほうが良いでしょう。

自然塗料として売られている塗料の中にもホルムアルデヒドやVOCなどを発生さ

せるものもあるので注意しましょう。

 

身体の事を考えると実際どの塗料を買っていいのかわからないという方は塗料の容器

に記載されているF☆などのマークを確認しましょう。

改正建築基準法の施工により、建材のホルムアルデヒド放散の等級表示がされることと

なりました。

F☆☆からF☆☆☆☆まであり、「F」はホルムアルデヒドで☆の数が多いほど放散が

少ない事を意味していて、もっとも少ないのがF☆☆☆☆です。

なのでこのF☆☆☆☆の印があるものを選べば安心ですね!

 

ちなみに私達が良く使うのが

リボス カラーオイルです。

リボス社は世界で最も早く自然塗料を送り出したドイツ最大手の自然塗料メーカーと

言われています。

原料はアマニ油・オレンジピールオイル鉱物系顔料(無害)などです。

全ての成分はバイオケミカル・トクシコロジー・ミクロバイオロジー科学に基づき最高度

の健康・環境両面の適正性に照らして選択されています。

 

 

この他にも

「黒板塗料」「スケッチペイント」「マグネット塗料」などの家族で楽しめる機能を持った

塗料もあります。

 

黒板塗料

この塗料を壁に塗ると、壁が黒板に早変わりします。

子供部屋や玄関のドアなど、好きなところに塗れるのが嬉しいですね!

最近ではカフェのメニュー表などでもよく使われています。

スケッチペイント

黒板塗料のホワイトボードバージョンで壁に塗るとホワイトボードになります。

厳密に言うと透明の塗料なので下地の色のボードになります。

ホワイトボードマーカーで書いたり消したりできるので勉強を教える時や

アイデアが浮かんだ時に書き留めておくには便利ですね。

 

マグネット塗料

こちらは文字通り、壁に塗る事によって磁石がくっつくようになる塗料です。

子供のいるお家で画鋲などを使うのが怖いので、マグネット塗料で塗装すれば

磁石で物を貼れるので便利ですね!

 

そして塗料という括りではないですが珪藻土の仕上げ材も人気がありますね!

 

珪藻土仕上げ材

珪藻土とは、藻類(プランクトン)の死骸が海底や湖底に堆積し、粘土状の泥土

になったものです。

機能性に優れており、保湿・断熱・防露・調湿・遮音・脱臭などの効果があります。

現在では安全性の問題が重要視されている為、麻や藁といった体に害のないものが

使用されています。

 

まだまだ色々な材料がありますが、全て書くといつまでも終わりませんので種類は

これ位にしておきます。

 

次は内装塗装のメリット・デメリットのお話しをしたいと思います。

 

内装塗装のメリット

 

内装塗装のメリットとしてはやはり色の多さでしょう。

ペンキというのは色々な色を混ぜて自分好みの色を作る事が出来ます。

クロスの場合、柄は色々な柄がありますが色については限られてくる為、自分

好みの色にしたい場合は塗装の方が良いと言えますね!

そしてクロスとは違い、部分的な補修が出来ます。

子供が壁を汚したり、落書きをしたりした場合、塗装の場合はその部分のみ塗れ

ば良いので補修も簡単です。

そして一番はどんな形のお部屋でも塗れるという事です。

クロスの場合、複雑な形には貼りにくいですが塗装の場合はどんな湾曲や狭い場所

にも塗れるので下地の形を選びません。

ですから柄の気に入ったクロスがあればクロスを貼って、好きな色を使いたい時や

複雑な形をしたお部屋は塗装にするのが良い選択かもしれませんね!

 

室内塗装のデメリット

 

一番のデメリットは業者に頼んだ場合は施工費が高い傾向にあるということです。

塗るだけなのになんで?と思われるかもしれませんが、塗装を行う場合、下地処理

から合わせると4日間程必要になる事がほとんどです。

その分人件費などの経費がかかるので割高になってきます。

クロスの場合は大体は一日あれば終わるのでその分安くおさまるでしょう。

あとはやはり臭いの問題があります。臭いが少ないとは言っても塗装作業中や塗装

直後などは臭いに敏感な方には少し不快感を与えてしまう可能性があります。

一日たてば臭いはほとんどなくなりますが窓を開けたり換気扇をつけたりしてしっかり

と換気する事をお奨めします。

 

さて、室内塗装のお話しはこの辺りで終わりにしようと思いますが、もしDIYなどで

ご自分で部屋を塗ってみたいという方がおられましたら、材料の提供や技術指導なども

出来ますのでお気軽にお問い合わせくださいね!

 

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