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屋根材について(昔ながらの屋根材も)ご説明します。

みなさんこんにちは。
ひまわりペイントです。

おうち、建物の塗替えだけでなく、屋根の修理や雨漏りもお任せいただいております。

今回のブログでは前回同様、【屋根】についてをお届けしていきますね。

前回のブログでは屋根材についてご紹介しておりました。
というわけで今回はその続きである

陶器瓦からお伝えします。

・陶器瓦

陶器瓦は、粘土を高温で焼成して作りだす日本の伝統的屋根材です。
陶器瓦の別名は「釉薬(ゆうやく)瓦」「日本瓦」「和瓦」です。

陶器瓦のメリットは、耐用年数が他の屋根材に比べて非常に高いということです。
また、再塗装が不要であり再利用が可能なところもひとつ大きいメリットなのではないでしょうか。

そしてあげられるデメリットは、重いということです。
重いため、建物に高い強度が必要となります。
他の屋根からは変えづらかったり施工費用が高くなる傾向があります。

・陶板

屋根材としての陶板は、陶器瓦(釉薬瓦、陶器瓦)と同様の素材を、なんと軽量化した素材のことをいいます。
陶板は建物の耐荷重の理由から、重い陶器瓦が選べない場合でも使うことができるものです。

陶板のメリットは、陶器瓦より軽いことをはじめ再塗装が不要であり耐用年数が他の屋根材と比べると非常に長いということです。

それらに対して陶板のデメリットは、陶器瓦より価格が高いことです。
また、スレートや金属系の屋根材に比べると重たくなっています。
陶板屋根の耐用年数は大体50年といわれていますがこちらもまた、陶板屋根に瓦のずれや破損、崩れなどを発見した場合はメンテナンスが必要となってくるでしょう。

 

・セメント瓦

セメント瓦屋根についてご紹介していきます。セメント瓦は別名でモニエル瓦やコンクリート瓦、プレスセメント瓦と呼ばれています。
名前の通り、セメントと砂を瓦状に固めた屋根材のことをいいます。

20から30年ほど前までは多く使われていた主流な屋根材でしたが、より軽くて安いスレートが登場したため、セメント瓦屋根を使う人が少なくなってきています。

セメント瓦屋根のメリットは、陶器瓦より費用が安いことです。
断熱性が低い遮音性が低いことに加えて、陶器瓦よりも耐用年数が短いところはデメリットといえるでしょう。

ほぼ生産が終了していますが、経年で塗装が必要であるのと、重量なため耐震性が低下してしまうのがセメント瓦屋根の弱い部分です。
施工費用は、1㎡あたり6,000円~8,000円/㎡です。

セメント瓦にコケや退色、塗膜の剥がれ、そしてズレひどい場合には、脱落などが見られることがあります。メンテナンスが必要ですので、お問い合わせくださいね。

 

・陸屋根(りくやね、ろくやね)

陸屋根とは、人が立ち入ることのできる、傾斜のない平らな屋根のことをいいます。
陸屋根は全面改築する場合をのぞき、もとから陸屋根ではない家を陸屋根にはできないため、選択肢は限られてきます。

陸屋根のメリットは屋根のスペースを活用できることをはじめ、屋根メンテナンスが簡単・安価であるということです。

そして反対に、デメリットとしてあげる点は水はけが悪いことです。
そういったことから、メンテナンス頻度が多い
2階が暑くなりやすいです。

陸屋根の耐用年数は大体12~20年といわれておりますが、こちらもまた陸屋根に床面のコケや剥がれ・破れ・ふくれなどが見られたら早い段階での点検をおすすめします。
また2階部分が暑くなるのもこの屋根材だからこそだといわれています。

最後にご紹介するのは

銅板屋根

銅版屋根材は、古い日本家屋や寺社仏閣などで代々用いられてきた伝統的な屋根材のことをいいます。
メンテナンスが不必要かつ、長耐用であること、年月を経てで味のでる屋根材だと魅力ですが、価格が非常に高いことや対応業者が非常に少なくなってきています。
そのため、これからの屋根材にとしての候補としてはあまり現実的ではないのかもしれません。

銅板のメリットは、耐用年数が最長クラスであることとサビても悪影響が出ず、塗装が不要であることです。
またそれだけでなく、軽量で耐震性が高いことも魅力の一つなのではないでしょうか。
そして古くなると味が出る銅版屋根です。
対するデメリットは以下の2つてす。

施工費用が非常に高くなっているのでお気をつけてください。
銅板屋根の耐用年数は大体60年であるといわれています。

銅板屋根に穴あきやズレ、浮きなどが見つかりましたら点検をおねがいいたします。

屋根を点検、見積もりをする場合は
どの段階で見積もりもかのうである屋根材と屋根の形を確認しておいてくださいね。

以上、ひまわりペイントでした♪

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