みなさん こんにちは!
《ひまわりペイント》です。
数年前に日曜大工ならぬ、【DIY(ディーアイワイ)】という言葉が一世風靡しました。
DIYとはdo it yourselfの略で、自分一人で行うということをいいます。
『塗装は塗料を塗るだけだから、誰でもできるでしょ?』と思っている方はいらっしゃいませんか?
もちろんDIYは可能です。…しかし、そこには思わぬ落とし穴が…‼︎
今回のブログでは 《DIYでの外壁塗装をお勧めしない理由》についてお話していきます。
外壁塗装のDIYにかかる費用
DIYなら自分で塗装するだけなので、人件費はさほどかかりません。
人件費がかからないことにより、工務店に依頼するよりも材料費のみでコストなので安くすみます。
工務店に依頼した場合、外壁塗装は外壁の作りや広さにもよりますが、約数10万円〜100万円以上もかかると言われています。
DIYで出来たら大きく費用を抑えることができるかもしれませんね。
しかし、低価格でできるからといって外壁塗装をDIYで行うのはあまりオススメ出来ません。
《外壁塗装をDIYでおすすめできない理由》を解説していきたいと思います。
【DIYで外壁塗装をおすすめしない理由】
理由①〜転倒や落下の危険性〜
外壁塗装は、ほとんどが高所作業となります。
工務店などが外壁工事をする時にはしっかりとした足場を組みますが、DIYだと足場を組むにはかなりハードルが高くなります。
仮にもし、足場をレンタルするにしても約20万円近くかかります。
そうなると既にDIYで行うにはメリットは感じられなくなってしまうでしょう。
足場を組まない場合はハシゴや脚立、踏み台で作業を行うことになりますが、安定性に欠けているためにとても危険です。
1階の軒天井までの高さは大体3~4mほどあり、塗装をするときはずっと上を見ながら行います。よって、転倒や踏み外しなどにより、怪我をしてしまう恐れがあります。
怪我をしてしまった場合には怪我の治療費という余計な出費までも発生してしまいます。
理由②〜塗装自体の耐久性が落ちる〜
外壁塗装は塗料をただ塗るだけの単純で簡単な作業に見えるかもしれません。
しかし、プロの専門知識と正しい方法で塗装しなければ耐久性が落ちて外壁塗装は長持ちしないのです。
すぐに剥がれるような塗装だと短い周期で塗り直す必要があり、時間とコストが追加でかかってしまいます。
塗り替え周期が短くなるほどDIYによる《安い》というメリットはなくなってきて、
結果的に、業者に依頼するよりもお金が高くついてしまった…なんてこともおおいにあり得てしまいます。
外壁塗装は下地処理を入念に行っておくことが大切であり、プロによる
高圧洗浄やケレン、コーキング、補修などを施します。
ただただ、塗料を塗るだけの作業ではなく、手間と時間をかけてから塗装しないと長持ちする塗装に仕上げることができません。
理由③〜材料調達は専門知識が必要〜
DIYが注目されたことにより、ホームセンターでもいろいろな屋外用の塗料を簡単に購入できるようになりました。
しかし、プロが使う外壁塗装用の塗料はホームセンターには置いてありません。
一般的なホームセンターはその手軽さから家庭用の塗料が多く、プロが工事に使用するような高性能な塗料は販売しておりません。
塗料の種類はたくさんあります。
下塗り剤や上塗り剤、硬化剤などの相性があり、それらの材料選定するには専門知識が必要になるため、まずは下調べをしなければ最適な塗料を選ぶことすら出来ません。
知識のないまま塗料を選んでしまうと、適用下地が違っていたり、塗料の相性が悪くなり密着性が落ちてしまうなど‥
失敗してしまう恐れも増え、間違えた分だけ、また材料を調達する必要が出てきてしまい、コストも余分にかかります。
DIYをお勧めしない理由のまとめ
まとめると…
【DIYは全部自己責任】ということです。
DIYはすべて自分で行いますので、施工ミスや事故が起きてもすべて自己責任です。
DIYは一見、人件費がかからず、材料費のみで安く済みますが、塗装の品質が落ちるだけでなく、建物の状態を悪化するリスクを抱えてしまいます。
よって、結果的に考えると負担が大きいかと思います。
もし、不具合が発生したら、結局業者に依頼することとなり、コストも手間も二重にかかることになります。
建物を維持していくには、どうしてもメンテナンス費がかかりますが、長期的な目で考えると品質が保たれている方がトータルコストは安くなるといえるといえるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
DIYをご検討されていた皆さまも、ご相談のみでも大丈夫ですので
是非、ひまわりペイントまで一度 ご相談くださいね。
(お問い合わせフォームはこちらから)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!